27年度に引き続いて、28年度に実施しました独立行政法人福祉医療機構の社会福祉振興助成事業の報告書を、「民間シェルター・ネットワークの可能性」というタイトルで発行しました。本事業は、大阪希望館・大淀寮OB会事務局(以上、大阪市北区)、困窮者総合相談支援室Hippo.(ひぽ)(西成区)、支縁のまち羽曳野希望館(大阪府羽曳野市)の連携した取り組みです。それぞれの団体がある地域に、困窮者の状態ごと(たとえば、北区では若者ホームレスが中心、西成区では高齢者・障がい者・長期野宿者が中心、羽曳野では家族や女性も入りやすいシェルターなど)に適した仮住まい(シェルター)を設置して生活再建を支援しながら、地域の中と地域間の支援ネットワークを拡げていこうという試みです。
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