10月1日より2015年3月31日までの6ヶ月間ではありますが、生活困窮者を対象にした就労準備支援事業のひとつを、障がい者就労移行支援事業所「アスラクト」(A´ワーク創造館内)を運営する一般社団法人Me2(浪速区)と共同事業体を組んで、大阪市より受託しました。
大阪市ではすでに今年1月から、東淀川区・西淀川区・西成区の3区で、生活困窮者を対象にした自立相談支援事業と就労準備支援事業が始まっています。
今回は、第2弾のモデル事業として、あらたに淀川区・城東区・浪速区・生野区・住吉区・平野区の6区で自立相談支援と、淀川・城東・浪速3区と生野・住吉・平野3区の2ブロックでの就労準備支援事業がはじまります。
大阪希望館では、そのうち淀川・城東・浪速3区の就労準備支援事業を、Me2との共同事業体「就労準備センターくらしとしごと創造館」で担うことになりました。実施場所は、おもに淀川区と城東区からの参加者を大阪希望館の地域活動センターである旧天神橋温泉(地下鉄・天神橋筋六丁目)で、浪速区からの参加者をMe2があるA´ワーク創造館(JR環状線・芦原橋)で支援することになります。
(就労準備支援事業への参加は、モデル事業実施区役所にある生活困窮者自立相談支援窓口経由となります。)
就労準備案内 チラシ(PDF)
就労準備支援図 (PDF)
大阪希望館では、2007年厚労省「住居喪失不安定就労者調査」から始まり、2008年OSAKAチャレンジネット開設、2009年大阪希望館開設と2013年ステップ就労事業(若年困窮者への就労訓練事業)等を通じて、若年ホームレスと若年困窮者(特に、就労・生活困難要因を複合的に抱えて、孤立したり、路頭に迷ったりした若者たち)に対する総合的支援の経験を積み重ねてきました。その経験を生かしていくとともに、Me2がおこなってきた障がい者支援の経験に学びながら、相談窓口を受託した各区の社会福祉協議会と連携して、就労準備支援事業に取り組んでいきたいと思います。