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2016年6月30日

「ホープ・エッグだより」2016年7月号アップしました。

Filed under: お知らせ,スタッフBlog,更新情報 — 事務局 @ 10:21 AM

就労移行支援事業所ホープ・エッグが発行する「ホープ・エッグだより」2016年7月号をアップしました。

「ホープ・エッグだより」は、おもに利用メンバー同士、利用メンバーの家族や支援者・関係者と事業所をつなぐ目的で、約3か月に1回、利用メンバーから募った編集担当者(毎号交代)と担当スタッフが、編集内容などを話し合い、メンバー自身が取材してつくっています。ホープ・エッグでは、既存のスキル訓練・模擬訓練よりも、実際に話し合い、企画を考え、役割を分担しながら、ひとつのものを一緒につくり上げていく過程を通して、他人との関わりが苦手な人のコミュニケーション力やソーシャルスキルの向上につなげたいと考えて、「だより」を支援ツールのひとつとして発行しています。

下記の行をクリックしていただければ、「ホープ・エッグだより2016年7月号(第3号)」が、PDFで開きます。

ホープ・エッグだより2016年7月号

ホープ・エッグの事業案内を見られたい方は、

ホープ・エッグ案内2015年12月版

昨年5月、大阪希望館として就労移行支援事業(障がい福祉サービスの一つ)を開始してから、早1年が経ちました。

「ホームレス」や「ネットカフェ難民」と呼ばれる、「住まいを失った、あるいは不安定な住まい方をせざるをえない人たち」のなかには、(障がい認定を受けている)障がい者も、(受けていない=制度の外に置かれた)障がい者もたくさんいます。その人たちが、たとえ生活保護などを受けて安定した住まいを得ることができても、今度はホームレス状態を経験してきた人たち(特に支えてくれる家族がいない人たち)にフィットする障がい福祉の支援事業所は、まだまだ多くはありません。また、そうした事業所は、大阪市でも西成区や浪速区など南部に集中していて、北部ではあまりありませんでした。さらには、障がい認定を受けていない状態で長期間利用することができる事業所も、あまりありませんでした。

その隙間をすこしでも埋めていくために、大阪希望館運営協議会だけでなく、ホームレスや困窮者の生活支援をしている他の団体、ホームレスだった障がい者などを支えている精神科医、大阪希望館が立地している地域で福祉を担っている方々などからの支援を受けて誕生させることができたのが、ホープ・エッグです。

今ホープ・エッグには、事業所がある北区からだけでなく、東淀川区や西成区、遠くは平野区からも、大阪市内の11区から、10代〜60代まで幅広い年齢層のメンバーが参加しています。また、障がい福祉サービスの受給者証が発行された人だけでなく、サービス申請がまだの人も、障がい認定を受けていない「就職困難者」と呼ばれる人たちも参加して一緒に作業し、一緒に就職に向けた準備を進めています。「障がい福祉」という枠だけにとらわれず、「生活困窮者、就職困難者」への(行政委託ではない)民間の就労準備支援の性格もあわせもつ事業にしていければと考えています。

支援ハウス事業とともに、ホープ・エッグ事業へのご支援ご協力も、あわせてお願いいたします。

 

2016年4月15日

27年度社会福祉振興助成事業報告書をアップしました。

Filed under: お知らせ,スタッフBlog,更新情報,未分類 — 事務局 @ 8:39 AM

27年6月から28年3月の10カ月間、独立行政法人福祉医療機構(WAM)からの社会福祉振興助成を受けて、「困窮者の多様さに対応可能な資源の開発事業」をおこないました。

本事業は、大阪市北区(大阪希望館と大淀寮OB会事務局)、大阪市西成区(困窮者総合相談支援室Hippo.”ひぽ”)と羽曳野市(支縁のまち羽曳野希望館)で、連携する4団体が、それぞれの主たる支援対象にしている人たちに適した仮住まい(シェルター)を連携して設置しながら、各地域でネットワークを作ってつなげていこうという事業です。大阪希望館では主に若年ホームレスや不安定就労者、“ひぽ”では主に単身高齢や障がい・疾病を持つ野宿生活者や生活保護受給者、羽曳野では主に家族やDV被害者を、本事業での主なシェルター利用対象者にしています。

また大阪希望館で、「住まいを失くした人、失くしそうな人」の電話相談・メール相談もおこなっています。

本事業では、大阪希望館で157人、”ひぽ”で25人、羽曳野で5人から、電話・メール・来所で相談を受けて、行政の対策の活用の仕方・相談方法や近隣の公的相談窓口を伝えたり、47人に仮住まいを提供した総合支援を、22人に入居外での支援を行いました。

27年度の事業は終了しましたが、28年度も引き続いておこなっています。

下のタイトルをクリックしていただければ、27年度事業の報告書が、PDFで開きます。

WAM報告書表紙裏表

WAM報告書本文1

WAM報告書本文2

”ひぽ”報告・概略版

なお、報告書では後半部分で、詳細な個別の支援経過を掲載している箇所と、2月13日中間報告会で発表いただいた、ふーどばんくOSAKA,東成区自立支援相談窓口、くらしサポートセンター守口の発表資料を、個人情報と掲載容量の関係で省略させていただいています。それにともない、若干ページ表示が目次と異なる個所もあります。

報告書全体を読まれたい方は、つぎのメールアドレスまで、住所・あて名・電話番号・冊数をお知らせください。

kiboukan@kiboukan.or.jp

報告書は無料、送付の際に、送料の振込先を同封いたします。

 

2016年4月11日

ホープ・エッグだより4月号アップしました。

Filed under: お知らせ,スタッフBlog — 事務局 @ 11:54 AM

昨年5月から開設しました障がい福祉サービス事業の「就労移行支援事業所ホープ・エッグ」の「ホープ・エッグだより2016年4月号」をアップしました。

下のタイトルをクリックしていただければ、PDFファイルが開きます。

ホープ・エッグだより2016年4月号

2016年3月3日

2016年3月3日朝日新聞(大阪本社版朝刊)経済面に、大阪希望館の取り組みが載りました。

Filed under: お知らせ,スタッフBlog,更新情報 — 事務局 @ 8:25 AM

2016年3月3日朝日新聞(大阪本社版朝刊)経済面に、大阪希望館の取り組みが載りました。

大阪希望館運営協議会事務局長・沖野 充彦へのインタビュー記事として掲載されています。なお、略歴の中にある「NPO法人釜ヶ崎支援機構理事」については、2014年からその任を退いています。

朝日新聞2016年3月3日朝刊

 

2016年1月5日

「ホープ・エッグだより」2016年1月号をアップしました。

Filed under: お知らせ,スタッフBlog,更新情報 — 事務局 @ 6:23 PM

2015年5月より開所しています就労移行支援事業所ホープ・エッグの活動を伝える「ホープ・エッグだより」2016年1月号をアップしました。

スタッフと利用メンバーの共同制作です。下の文字列をクリックしてもらえれば、PDFファイルが開きます。

ホープ・エッグだより2016年1月号

2015年7月29日

まちかどサロン・ほっぽ(旧天神橋温泉)の記事が読売新聞大阪市内版に載りました。

Filed under: お知らせ,スタッフBlog — 事務局 @ 5:10 PM

一般社団法人大阪希望館の事業として、今年度「まちかどサロン・ほっぽ(4月20日)」と「就労移行支援事業所ホープ・エッグ(5月1日開設)」を、廃業銭湯である旧天神橋温泉にオープンしています。7月28日の読売新聞朝刊の大阪市内版で、廃業した銭湯のあたらしい姿の例として、旧天神橋温泉が紹介されました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

PDFファイルは次の文字をクリックすれば開きます。

読売20150728ほっぽ

YOMIURI ONLINEでも見れます。

http://www.yomiuri.co.jp/local/osaka/news/20150728-OYTNT50008.html

2015年2月23日

「仕事と住まいを失くした若者たち」への支援を始めて9年度目〜2015年度の困窮者支援

Filed under: お知らせ,スタッフBlog — 事務局 @ 8:41 AM

2015年度は、「仕事と住まいを失くした若者たち」への支援を始めて9年度目になります。

2007年度にNPO釜ヶ崎支援機構と大阪ホームレス就業支援センターで実施した、大阪市と厚生労働省の2つの「ネットカフェ宿泊者」調査は、翌2008年度にOSAKAチャレンジネット(住居喪失不安定就労者支援センター)の開設につながり、そしてリーマンショックにより、派遣労働者など多くの人が仕事も住まいも失って路上に投げ出された事態に対処するため、2009年度に大阪希望館(住まいを失くした人の再出発支援センター)を設立してきました。

その間、ホームレス支援策の拡充と「住居喪失不安定就労者」支援策の開始、定住型の生活困窮者も支援対象とした「絆再生事業」への拡大、そして2015年度からの生活困窮者自立支援制度の開始とホームレス支援策の縮減と、時代も施策・制度も大きく動いてきました。

生活困窮者支援制度が、「地域」の困窮者へと目を向け、「ホームレスを生まない地域社会」を全国でつくっていこうと指向する一方で、実際に地域からはじき出されてホームレスにならざるをえない人たちへの視座が薄くなっていこうとしていることには、懸念も感じています。特にチャレンジネット(住居喪失不安定就労者支援センター)やホームレス就業支援協議会等が設置されてきた大都市部では、「排除しない地域社会」とともに、「排除されて流れ着いた人たちを受入れて包み込む地域社会」の両方が求められているはずです。

大阪希望館では、私たちの目的である「誰もこぼれ落とさない社会をつくる」、そのために「大阪のまちを大きなセーフティネットにしていく」ために、その両方の取り組みを進めていく2015年度にしたいと思います。

そのために、

1、大阪希望館の支援居室をベースにした、「仕事と住まいを失くした若者たち」の再出発を支援する取り組みを続けるため、「支援ハウス・ホープ」と名付けなおして、グループホーム型の自立支援資源を継続します。

2、OSAKAチャレンジネットがおこなってきた「ネットカフェ宿泊者」や「住まいを失くした人、失くしそうな人」の広域相談窓口としての機能を引き継いで、「まちかど相談室」で電話・メール・来所での相談をおこないます。

3、地域に埋もれている、あるいはホームレス状態から地域生活に移ることはできたが孤立している、「就職困難の要因を抱える稼働年齢層の人たち」を包摂し、支援していくために、旧天神橋温泉に「障がい者就労移行支援事業所ホープ・エッグ」を開設します。

4、「ホープ・エッグ」に隣接して、旧天神橋温泉内に、引きこもり状態の若者・中年層から、子供子育て層、行く場所に困っている高齢者までが広く集えるフリースペースとして「まちかどサロン」を開設し、そこを「仕事と住まいを失くした若者たち」や「障がいや就職困難要因を抱える人たち」と幅広い住民層が交流し合って、ハイブリットの助けあい地域をつくるプラットフォームにしていきたいと思います。

大阪希望館は、新しく設置される生活困窮者等への自立相談支援窓口と連携しながら、小さいながらも、地域と広域の両方から困窮者等を受け入れて包み込む社会資源のモデルとして、歩みを進めていこうと思います。

2014年9月29日

26年度大阪市生活困窮者自立促進モデル事業(就労準備支援)をはじめます。

Filed under: お知らせ,スタッフBlog — 事務局 @ 9:15 AM

101日より2015331日までの6ヶ月間ではありますが、生活困窮者を対象にした就労準備支援事業のひとつを、障がい者就労移行支援事業所「アスラクト」(A´ワーク創造館内)を運営する一般社団法人Me2(浪速区)と共同事業体を組んで、大阪市より受託しました。

大阪市ではすでに今年1月から、東淀川区・西淀川区・西成区の3区で、生活困窮者を対象にした自立相談支援事業と就労準備支援事業が始まっています。

今回は、第2弾のモデル事業として、あらたに淀川区・城東区・浪速区・生野区・住吉区・平野区の6区で自立相談支援と、淀川・城東・浪速3区と生野・住吉・平野3区の2ブロックでの就労準備支援事業がはじまります。

大阪希望館では、そのうち淀川・城東・浪速3区の就労準備支援事業を、Me2との共同事業体「就労準備センターくらしとしごと創造館」で担うことになりました。実施場所は、おもに淀川区と城東区からの参加者を大阪希望館の地域活動センターである旧天神橋温泉(地下鉄・天神橋筋六丁目)で、浪速区からの参加者をMe2があるA´ワーク創造館(JR環状線・芦原橋)で支援することになります。

(就労準備支援事業への参加は、モデル事業実施区役所にある生活困窮者自立相談支援窓口経由となります。)

就労準備案内 チラシ(PDF)


就労準備支援図 (PDF)

大阪希望館では、2007年厚労省「住居喪失不安定就労者調査」から始まり、2008年OSAKAチャレンジネット開設、2009年大阪希望館開設と2013年ステップ就労事業(若年困窮者への就労訓練事業)等を通じて、若年ホームレスと若年困窮者(特に、就労・生活困難要因を複合的に抱えて、孤立したり、路頭に迷ったりした若者たち)に対する総合的支援の経験を積み重ねてきました。その経験を生かしていくとともに、Me2がおこなってきた障がい者支援の経験に学びながら、相談窓口を受託した各区の社会福祉協議会と連携して、就労準備支援事業に取り組んでいきたいと思います。

2014年7月28日

地域のみなさんと一緒に、希望館5周年記念集会を行いました。

Filed under: お知らせ,スタッフBlog — 事務局 @ 11:56 AM

2014年7月26日、天神橋筋六丁目近くの豊崎東会館で、大阪希望館5周年記念集会「支えあえるまちと、困窮者・孤立者への支援の課題」を、大阪希望館運営協議会第6回総会と合わせておこないました。65名ご参加いただきました。

ゲストスピーカーには、東京の台東区・隅田区・荒川区をベースに、新宿区・世田谷区でも、低所得や認知症・障がいをかかえる高齢者の住まいと生活支援をおこなっているNPO法人ふるさとの会の滝脇憲さんと、箕面市で高齢者から子供までが互助でサポートしあうまちづくりを進めているNPO法人北芝暮らしづくりネットワークの池谷啓介さんを招いて、それぞれの地域での先進的な取りくみを教えていただきました。東京・ふるさとの会の滝脇さん箕面・北芝暮らしづくりネットの池谷さん

ゲストスピーカーのお話の後に、北区社会福祉協議会のみなさんの進行で、「地域の課題を考える」ワークショップを、6つのテーブルに分かれておこない、最後に豊崎東地区民生委員長の藤岡勝栄さんにまとめをしていただきました。

今回の記念集会の特徴は、参加者の半分近くが、希望館が活動する地域の民生委員など地域の方々、北区や東淀川区、西成区の社会福祉協議会の方々だったことです。路頭に迷った若者たちを幅広く受け入れて再出発を支援しながら、地域に根差したサポート団体・社会資源になっていく第一歩になりました。ワークショップの様子1ワークショップの様子2

ご参加、ご協力いただいたみなさん、ありがとうございました。

2014年6月9日

7月26日(土)大阪希望館5周年記念集会「支えあえるまちと、困窮者・孤立者への支援の課題」に、ご参加ください。

Filed under: お知らせ,スタッフBlog — 事務局 @ 9:25 AM

2014年7月26日(土)午後、大阪希望館運営協議会の第6回総会と、

5周年記念集会「支えあえるまちと、困窮者・孤立者への支援の課題」を、開催します。

「大阪のまちを大きなセーフティネットに」を掲げて、路頭に迷った若者たちの再出発を支援するために、2009年5月に大阪希望館を開設して、5年がたちました。この間、支援居室には80人を超える若者を受け入れて、「すまい・しごと・くらし・こころ」を包括的にサポートし、再出発とその後の生活を支援してきました。またそれだけでなく、実家やアパート等で暮らしながらも孤立した状態にある若者40人以上に、就労訓練・就職支援や生活支援をおこなってきました。

2015年度から、生活困窮者支援制度が始まります。また、低所得高齢者の住まい方と生活を地域で支える「地域善隣事業」もおこなわれます。低所得でも、高齢や障がいがあっても、不安定就労の若者や片親世帯などであっても、孤立し困窮することなく地域で支えあって生きていける大阪を、どうしたらつくっていけるのか。

東京や箕面の先進事例に学びながら、地域が抱える課題を一緒に考えていきたいと思います。

【日時】2014年7月26日(土)

【場所】豊崎東会館(地下鉄「天神橋筋六丁目」駅下車、2番出口を北へ。自立支援センターおおよど南隣。

【第1部・総会】PM1:00〜1:45 大阪希望館運営協議会第6回総会

【第2部・集会】PM2:00〜4:30 「支えあえるまちと、困窮者・孤立者への支援の課題」

◆ ゲストスピーカー 瀧脇 憲 さん(東京・NPO法人ふるさとの会)・池谷 啓介 さん(箕面・NPO法人北芝暮らしづくりネットワーク)

◆ ワークショップ 「地域の課題をワークショップで考えよう」

・進行 大阪市北区社会福祉協議会のみなさん

・まとめ 藤岡 勝栄 さん(豊崎地区民生委員長)

【主催】大阪希望館運営協議会(一般社団法人 大阪希望館)

【協賛】大阪市北区社会福祉協議会・豊崎東地域社会福祉協議会

【案内チラシ】 大阪希望館5周年記念集会 (PDF)

大阪希望館5周年記念集会

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