2015年度、16年度と助成金をいただいている独立行政法人福祉医療機構が発行している月刊誌「WAM」9月号で、大阪希望館の取り組みが紹介されました。
16〜19ページの「いきいきチャレンジ」という、助成を受けた事業の紹介コーナーです。福祉医療機構の許可を得て転載しています。
PDFファイルでアップしています。下記の文字列をクリックしていただければPDFが開きます。ただし、著作権に関わるものなので、本ホームページで閲覧する以外のコピーや転載・配布等はご遠慮ください。
2015年度、16年度と助成金をいただいている独立行政法人福祉医療機構が発行している月刊誌「WAM」9月号で、大阪希望館の取り組みが紹介されました。
16〜19ページの「いきいきチャレンジ」という、助成を受けた事業の紹介コーナーです。福祉医療機構の許可を得て転載しています。
PDFファイルでアップしています。下記の文字列をクリックしていただければPDFが開きます。ただし、著作権に関わるものなので、本ホームページで閲覧する以外のコピーや転載・配布等はご遠慮ください。
TrackBack URL :
Comments (0)就労移行支援事業所ホープ・エッグが発行する「ホープ・エッグだより」2016年7月号をアップしました。
「ホープ・エッグだより」は、おもに利用メンバー同士、利用メンバーの家族や支援者・関係者と事業所をつなぐ目的で、約3か月に1回、利用メンバーから募った編集担当者(毎号交代)と担当スタッフが、編集内容などを話し合い、メンバー自身が取材してつくっています。ホープ・エッグでは、既存のスキル訓練・模擬訓練よりも、実際に話し合い、企画を考え、役割を分担しながら、ひとつのものを一緒につくり上げていく過程を通して、他人との関わりが苦手な人のコミュニケーション力やソーシャルスキルの向上につなげたいと考えて、「だより」を支援ツールのひとつとして発行しています。
下記の行をクリックしていただければ、「ホープ・エッグだより2016年7月号(第3号)」が、PDFで開きます。
ホープ・エッグの事業案内を見られたい方は、
昨年5月、大阪希望館として就労移行支援事業(障がい福祉サービスの一つ)を開始してから、早1年が経ちました。
「ホームレス」や「ネットカフェ難民」と呼ばれる、「住まいを失った、あるいは不安定な住まい方をせざるをえない人たち」のなかには、(障がい認定を受けている)障がい者も、(受けていない=制度の外に置かれた)障がい者もたくさんいます。その人たちが、たとえ生活保護などを受けて安定した住まいを得ることができても、今度はホームレス状態を経験してきた人たち(特に支えてくれる家族がいない人たち)にフィットする障がい福祉の支援事業所は、まだまだ多くはありません。また、そうした事業所は、大阪市でも西成区や浪速区など南部に集中していて、北部ではあまりありませんでした。さらには、障がい認定を受けていない状態で長期間利用することができる事業所も、あまりありませんでした。
その隙間をすこしでも埋めていくために、大阪希望館運営協議会だけでなく、ホームレスや困窮者の生活支援をしている他の団体、ホームレスだった障がい者などを支えている精神科医、大阪希望館が立地している地域で福祉を担っている方々などからの支援を受けて誕生させることができたのが、ホープ・エッグです。
今ホープ・エッグには、事業所がある北区からだけでなく、東淀川区や西成区、遠くは平野区からも、大阪市内の11区から、10代〜60代まで幅広い年齢層のメンバーが参加しています。また、障がい福祉サービスの受給者証が発行された人だけでなく、サービス申請がまだの人も、障がい認定を受けていない「就職困難者」と呼ばれる人たちも参加して一緒に作業し、一緒に就職に向けた準備を進めています。「障がい福祉」という枠だけにとらわれず、「生活困窮者、就職困難者」への(行政委託ではない)民間の就労準備支援の性格もあわせもつ事業にしていければと考えています。
支援ハウス事業とともに、ホープ・エッグ事業へのご支援ご協力も、あわせてお願いいたします。
TrackBack URL :
Comments (0)27年6月から28年3月の10カ月間、独立行政法人福祉医療機構(WAM)からの社会福祉振興助成を受けて、「困窮者の多様さに対応可能な資源の開発事業」をおこないました。
本事業は、大阪市北区(大阪希望館と大淀寮OB会事務局)、大阪市西成区(困窮者総合相談支援室Hippo.”ひぽ”)と羽曳野市(支縁のまち羽曳野希望館)で、連携する4団体が、それぞれの主たる支援対象にしている人たちに適した仮住まい(シェルター)を連携して設置しながら、各地域でネットワークを作ってつなげていこうという事業です。大阪希望館では主に若年ホームレスや不安定就労者、“ひぽ”では主に単身高齢や障がい・疾病を持つ野宿生活者や生活保護受給者、羽曳野では主に家族やDV被害者を、本事業での主なシェルター利用対象者にしています。
また大阪希望館で、「住まいを失くした人、失くしそうな人」の電話相談・メール相談もおこなっています。
本事業では、大阪希望館で157人、”ひぽ”で25人、羽曳野で5人から、電話・メール・来所で相談を受けて、行政の対策の活用の仕方・相談方法や近隣の公的相談窓口を伝えたり、47人に仮住まいを提供した総合支援を、22人に入居外での支援を行いました。
27年度の事業は終了しましたが、28年度も引き続いておこなっています。
下のタイトルをクリックしていただければ、27年度事業の報告書が、PDFで開きます。
なお、報告書では後半部分で、詳細な個別の支援経過を掲載している箇所と、2月13日中間報告会で発表いただいた、ふーどばんくOSAKA,東成区自立支援相談窓口、くらしサポートセンター守口の発表資料を、個人情報と掲載容量の関係で省略させていただいています。それにともない、若干ページ表示が目次と異なる個所もあります。
報告書全体を読まれたい方は、つぎのメールアドレスまで、住所・あて名・電話番号・冊数をお知らせください。
kiboukan@kiboukan.or.jp
報告書は無料、送付の際に、送料の振込先を同封いたします。
TrackBack URL :
Comments (0)昨年5月から開設しました障がい福祉サービス事業の「就労移行支援事業所ホープ・エッグ」の「ホープ・エッグだより2016年4月号」をアップしました。
下のタイトルをクリックしていただければ、PDFファイルが開きます。
TrackBack URL :
Comments (0)2016年3月3日朝日新聞(大阪本社版朝刊)経済面に、大阪希望館の取り組みが載りました。
大阪希望館運営協議会事務局長・沖野 充彦へのインタビュー記事として掲載されています。なお、略歴の中にある「NPO法人釜ヶ崎支援機構理事」については、2014年からその任を退いています。
TrackBack URL :
Comments (0)TrackBack URL :
Comments (0)2015年5月より開所しています就労移行支援事業所ホープ・エッグの活動を伝える「ホープ・エッグだより」2016年1月号をアップしました。
スタッフと利用メンバーの共同制作です。下の文字列をクリックしてもらえれば、PDFファイルが開きます。
TrackBack URL :
Comments (0)一般社団法人大阪希望館の事業として、今年度「まちかどサロン・ほっぽ(4月20日)」と「就労移行支援事業所ホープ・エッグ(5月1日開設)」を、廃業銭湯である旧天神橋温泉にオープンしています。7月28日の読売新聞朝刊の大阪市内版で、廃業した銭湯のあたらしい姿の例として、旧天神橋温泉が紹介されました。
PDFファイルは次の文字をクリックすれば開きます。
YOMIURI ONLINEでも見れます。
http://www.yomiuri.co.jp/local/osaka/news/20150728-OYTNT50008.html
TrackBack URL :
Comments (0)沖野充彦(大阪希望館運営協議会事務局長)からの投稿文章として、「OSAKAチャレンジネットの終了と希望館の次の一歩」をPDFファイルでアップしました。
こちらもあわせてお読みいただければうれしいです。
下の文字をクリックください。表示されます。
TrackBack URL :
Comments (0)2015年度は、「仕事と住まいを失くした若者たち」への支援を始めて9年度目になります。
2007年度にNPO釜ヶ崎支援機構と大阪ホームレス就業支援センターで実施した、大阪市と厚生労働省の2つの「ネットカフェ宿泊者」調査は、翌2008年度にOSAKAチャレンジネット(住居喪失不安定就労者支援センター)の開設につながり、そしてリーマンショックにより、派遣労働者など多くの人が仕事も住まいも失って路上に投げ出された事態に対処するため、2009年度に大阪希望館(住まいを失くした人の再出発支援センター)を設立してきました。
その間、ホームレス支援策の拡充と「住居喪失不安定就労者」支援策の開始、定住型の生活困窮者も支援対象とした「絆再生事業」への拡大、そして2015年度からの生活困窮者自立支援制度の開始とホームレス支援策の縮減と、時代も施策・制度も大きく動いてきました。
生活困窮者支援制度が、「地域」の困窮者へと目を向け、「ホームレスを生まない地域社会」を全国でつくっていこうと指向する一方で、実際に地域からはじき出されてホームレスにならざるをえない人たちへの視座が薄くなっていこうとしていることには、懸念も感じています。特にチャレンジネット(住居喪失不安定就労者支援センター)やホームレス就業支援協議会等が設置されてきた大都市部では、「排除しない地域社会」とともに、「排除されて流れ着いた人たちを受入れて包み込む地域社会」の両方が求められているはずです。
大阪希望館では、私たちの目的である「誰もこぼれ落とさない社会をつくる」、そのために「大阪のまちを大きなセーフティネットにしていく」ために、その両方の取り組みを進めていく2015年度にしたいと思います。
そのために、
1、大阪希望館の支援居室をベースにした、「仕事と住まいを失くした若者たち」の再出発を支援する取り組みを続けるため、「支援ハウス・ホープ」と名付けなおして、グループホーム型の自立支援資源を継続します。
2、OSAKAチャレンジネットがおこなってきた「ネットカフェ宿泊者」や「住まいを失くした人、失くしそうな人」の広域相談窓口としての機能を引き継いで、「まちかど相談室」で電話・メール・来所での相談をおこないます。
3、地域に埋もれている、あるいはホームレス状態から地域生活に移ることはできたが孤立している、「就職困難の要因を抱える稼働年齢層の人たち」を包摂し、支援していくために、旧天神橋温泉に「障がい者就労移行支援事業所ホープ・エッグ」を開設します。
4、「ホープ・エッグ」に隣接して、旧天神橋温泉内に、引きこもり状態の若者・中年層から、子供子育て層、行く場所に困っている高齢者までが広く集えるフリースペースとして「まちかどサロン」を開設し、そこを「仕事と住まいを失くした若者たち」や「障がいや就職困難要因を抱える人たち」と幅広い住民層が交流し合って、ハイブリットの助けあい地域をつくるプラットフォームにしていきたいと思います。
大阪希望館は、新しく設置される生活困窮者等への自立相談支援窓口と連携しながら、小さいながらも、地域と広域の両方から困窮者等を受け入れて包み込む社会資源のモデルとして、歩みを進めていこうと思います。
TrackBack URL :
Comments (0)