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就労支援センター・ホープエッグ

就労支援センター・ホープ・エッグとは何ですか?

障がい福祉サービスの就労移行支援と就労継続支援B型の多機能型事業です。
◎「就労移行」では、障がい者雇用などで就職することをめざします。〈利用期間2年以内〉
◎「B型」では、軽作業など「雇用でない働き方」を、自分のペースで続けられます。(利用期間制限なし)

自分に合わせて選べます。

どういう人が利用できますか?

障がい者手帳(身体障害者手帳、療育手帳、障がい者手帳(精神保健福祉手帳))を持っている(または自立支援医療を受けている)人が中心です。
ただし、障がい者手帳(自立支援医療をふくむ)を持っていないけれど、障がい認定を受けようという方は、手帳を申請する前から利用していただいて大丈夫です。手帳を取得した後、障がい福祉サービスの受給者証を申請して受け取るまでの間も、その後と同じように利用していただけます。

障がい認定はされないが、生活リズムと体力を回復しながら就労準備したいという方も利用できますが、その場合は、原則としては、生活保護のケースワーカーや、生活自立支援(生活困窮者支援)の相談窓口、障がい者就業・生活支援センター等から依頼された場合に限らせていただいています。大阪市等が実施している就労準備支援事業や認定就労訓練事業等もありますので、まずは支援機関で当事業所以外の利用も含めて相談してみてください。

定員や場所を教えてください。

定員は、就労移行支援が9人、就労継続支援B型が11人、合計20人です。
場所は、大阪希望館まちかど相談室(事務所)となりの 廃業した銭湯の建屋を活用しています。「天神橋温泉」という看板が目印です。
住所は、大阪市北区天神橋7丁目13-14.地下鉄・天神橋筋六丁目駅6番出口から北へ徒歩約5分のところにあります。

就労支援センター・ホープエッグ

どのようなことをするのですか?

就労移行、就労継続B型とも、内職・地域や建物の清掃・地域の手伝いなど軽作業をおこなっています。
内職では、パンク修理用のゴムのはりあわせや100円ショップ販売品の袋詰め、レンタルDVDケースのシールはがしなど、清掃では、周辺道路や淀川河川敷で歩きながらのごみ清掃、市営住宅の廊下や階段等の清掃作業など、また、地域の方から依頼された草刈りや荷物の移動なども行っています。
就労移行の利用者には、就職に向けた活動として、企業等の職場実習への参加、グループ・ミーティングや社会人マナー講習なども行っています。

就労支援センター・ホープエッグ

就労支援センター・ホープエッグ

何時から何時まで利用できますか?作業には毎日参加しないといけませんか?

1事業所の休みは、日曜と祝日、年末年始とお盆です。
朝礼は、午前9時20分、終礼は午後3時10分です。午前の作業は9時45分から11時45分、午後の作業は午後1時から3時です。午後4時30分までなら、終礼後も残ってパソコン練習等をしていただくのはかまいません。
働くリズムを整えるために、週5日連続の参加をめざしてほしいですが、自分の心身の状態に合わせて、柔軟に利用日、利用時間を組むことができます。(たとえば、週3日で午前か午後だけとか、週4日か5日で午前か午後だけ、週3日で朝礼から終礼までなど)
また、内職作業だけ、逆に外の作業を中心にと、どちらか一方から始めることも可能です。

作業が中心ですが、目的は何ですか?

「生活リズム・体力・社会人力(協調力・共同力)を整えることで、はたらくための土台をつくる」ためです。
つまり、技能訓練ではなく、障がい者雇用などで働くための準備と、軽作業などをしながら自分の居場所をつくっていってもらうことが目的です。

就労移行でもB型でも工賃はもらえるのですか?いついくらくらいもらえますか?

どちらの利用でも、作業で生じた工賃と片道分の交通費は支払います。また、正式利用ではなくお試し期間中でも、工賃と片道分の交通費を支払います。
工賃の締日は毎月末、支払いは翌月の10日で、現金でお渡ししています。
工賃額は、内職作業の場合は、製品の単価とひとりひとりの出来高です。清掃作業等は時間で決まっています。月20日午前午後とも参加した場合で、交通費補助をのけて、1ヶ月で10,000円から14,000円の間くらいだと思ってください。参加日数や参加時間が少なければ、その分工賃も少なくなります。

昼食は出るのですか?お茶や作業着などは必要ですか?

昼食は出していませんので、各自で用意するか、食べに行ってください。
お茶は用意していますので、買ってくる必要はありません。コップもお貸ししています。
清掃作業等で必要な作業着や手袋、雨天時のカッパ・長靴等はお貸ししますので、運動靴等をはいてきていただければ大丈夫です。事業所内での上履きもお貸しします。

ホープ・エッグの特徴は何ですか?

一つめは、ひとりひとりの状態に応じて、利用日数(利用頻度)や利用時間、また内職中心か清掃作業中心かなどを、柔軟に設定することができることです。
二つめは、障がい福祉サービスの利用者(受給者証をお持ちの方)のほか、障がい者手帳を持っていない方、支援ハウス(仕事や住まいを失くしてホームレス状態になった人の仮住まい)で求職活動中の人も一緒に作業していることです。
三つめは、地域とつながり、地域にひらかれた施設だということです。地域のイベントへの参加や手伝い、住民や自治会からたのまれた軽作業も行っていますし、地域の人に利用してもらえる居場所として、喫茶スペース(まちかどサロン)を事業所のとなりで開設しています。
四つめは、事業所は廃業した銭湯を利用していますので、天井が高く開放感があることです。

利用する手順を教えてください。

1、まず電話をください。電話で見学希望日を伝えてください。
電話番号は、06-6358-0705。大阪希望館と同じ電話番号です。電話では「大阪希望館です」と答えますので、「ホープ・エッグの見学希望です」と伝えてください。

2、見学を予約した日時に来ていただき、作業等の見学をして、くわしい説明をスタッフから受けてください。お試しで参加してみようと思えば、参加日を教えてください。(後日に電話で伝えていただいても大丈夫です。参加日の2日前までに知らせていただければ、準備できます。)

3、お試し参加日に来ていただき、作業に入ってください。印鑑は持ってきてください。清掃作業に入る方は、運動靴を履いてきてください。その他は、お貸しします。

4、お試し期間後に、正式に利用してみようと思えば、スタッフに伝えてください。障がい者手帳等をお持ちの方や自立支援医療を受けている方で、受給者証の申請をされていない方には、申請方法の説明や申請先の役所への同行支援を行います。
お試し期間を延長することも可能です。また、受給者証が発行されるまでの間も利用可能です(工賃も交通費補助も支払います)ので、気にせずに引き続いて参加してください。
もちろん、お試し期間だけで正式利用をしなくても、他の支援事業所を利用することを選んでいただいてもかまいません。

「まちかどサロン・ほっぽ」とは何ですか?

地域のみなさんが気軽に立ち寄れる「居場所・交流場所・息抜きの場所」として利用していただくための場です。ホープ・エッグと同じ建物の別の部屋(廃業した銭湯の元女湯側の脱衣場)で開催しています。営業していた当時の広告や番台、脱衣箱など、銭湯の雰囲気をそのまま残しています。
利用協賛金は150円で、飲み物だけ提供しています。開催時間は、日祝を除く12:00~16:00です。
ホープ・エッグの利用者が、接客訓練にあたるときもあります。

就労支援センター・ホープエッグ

その他、わからないことは気軽にお問い合わせください。

電話:06-6358-0705(日祝除く午前10時~午後4時)「大阪希望館です」と返答します。
Email:kiboukan@kiboukan.or.jp

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